このブログでは、まったくの初心者でもわかりやすく小さな株式会社の設立のしかたについて説明しています。
☆ページのPoint
〇 会社は一人で、資本金1円でも設立できるが、実際には元手となるお金は必要
〇 小さな会社と設立するには発起設立が適している
〇 発起設立の大まかな流れは、大きく分けて5つある
これから会社を立ち上げたいと思っている方に、本当にわかりやすく会社の設立方法を解説します。
現在の会社法(会社の設立や組織、運営および管理について定めた法律)において、株式会社は一人でも設立することができますし、また資本金(会社運営するにあたっての元手資金)は1円でも設立することが可能です。
ただし、株式会社を設立するにあたって、設立のための費用(印紙代や認証手数料、登録免許税等)が必要になってきますし、実際の運営においても事務所の開設・維持費や各種備品代、事務経費、営業経費等々が必要であり、実際には多かれ少なかれ元手となるお金が必要であることは、言うまでもありません。
最初に、株式会社を設立するための大まかな手続きの流れを説明します。株式会社の設立には発起設立と募集設立という2つの方法がありますが、例えば設立費用をご自身や友人たちと出資し、小さな会社を設立する場合には、発起設立が適しています。
〇 発起設立の大まかな流れ
発起設立とは、発起人が出資をし、定款(会社の基本的な情報や規則などを定めたルール)作成やその他の手続などを行います。発起人は株式会社設立後、株主になります。小さな株式会社の場合、発起人がそのまま設立時取締役になり、会社の経営を行っていくことがほとんどです。
(流れ)
① 定款の作成
↓
② 公証人の認証
↓
③ 発起人の出資払込み
↓
④ 設立時取締役の選任
↓
⑤ 設立登記
かなり端折っていますが、発起設立の大まかな流れは、上記のとおりです。
次の記事でもう少し詳しく、わかりやすく説明していきますね。
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